うつ病は薬で治療することも可能です|まずは専門医に相談

男性ドクター

乱れた脳内を活発にしよう

下を向く男性

原因は人それぞれです

脳内では感情を司る神経伝達物質があります。セロトニンやノルアドレナリンは意欲や気分を調整する際に必要な神経伝達物質ですが、機能に不具合が生じると感情表現が自分自身で制御できなくなり、うつ状態に陥ります。日々の忙しさから生活環境が乱れていたり、精神的に悩みが長時間続くと脳内での活動に異変が起き、薬物療法で回復を目指していきます。うつ病になるきっかけは性別や世代によって異なります。男性では仕事の慢性的な疲労や、職場を異動したことで生じる新たな人間関係に疲れる事があります。また、経済的な問題や、高齢になると近親者の病気や死と直面することでうつ症状を引き起こします。女性の場合、出産や育児による負担や、女性ホルモンのバランスが崩れる事でうつに至るケースが増えてきています。更年期になると、閉経や月経不順など体のさまざまな部位に変化が現れます。人により更年期障害の症状が重いと精神的不安からうつ病になり、抗うつ薬の投与が必要な場合もあります。うつ病は中高年の発症率が高くなっています。加齢からくるものと諦めず、周囲と協力しながら治療に当たりましょう。

睡眠障害はありますか

うつ病の治療には抗うつ薬を中心とした薬物療法が効果的です。活動が鈍化したセロトニンやノルアドレナリンを再度活発にするための治療薬が数多く開発されています。以前から抗うつ薬には副作用が伴います。投与するとうつ症状を和らげる前に吐き気や極度の下痢を伴います。抗うつ薬は脳内に刺激を与えるのと同時に消化器系の器官にも刺激を与えるため、これらの症状が起こります。1週間もすると副作用は治まり、うつ改善の本来の成分が効いていきます。治療中は安静が必要です。うつになるとほとんどの場合睡眠障害に悩まされます。明け方まで眠れなかったり、朝目覚めても熟睡した感じがない場合もあります。不眠が長期に続くとうつ症状を引き起こすことがあり、睡眠薬を併用しながら心と体のバランスを整えていきます。若年層の場合、極度に寝てしまう過眠といった症状があるため、症状によって対応が異なっていきます。若年層は重度の症状から双極性気分障害へ移行するケースもあり、経過をよく観察しながら治療にあたる必要があります。